SERVICES診療案内
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気になる症状
泌尿器の主な症状と、可能性のある疾患をご紹介します。
- 可能性のある疾患
- 男性の疾患
各疾患名をクリックすると、詳細情報にリンクします。
尿の状態
排尿の症状
その他の症状
- 尿道から膿や汁が出る
このような症状がある場合、お早めにご来院下さい。
主な泌尿器科疾患
泌尿器の主な疾患をご紹介します。
診断に用いる主な検査
クリックすると、詳細情報にリンクします。
尿路性器がん
泌尿器系のがんは多岐にわたりますが、初期のころはほとんど自覚症状がありません。
定期的に健診を受ける、少しでも気になる症状があれば受診するなど、早期発見が重要です。
- 腎がん
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初期の段階ではほとんど症状がなく、検診での超音波検査などで発見されるケースが多くあります。進行すると血尿、痛み・腹部腫脹・発熱が生じます。基本的に抗がん剤が効かないため、病巣の摘出手術が有効です。
- 腎盂・尿管がん
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尿の通り道にできるがんです。血尿をきっかけに発見されることが多くあります。腎尿管の摘出手術や抗がん剤による治療を行います。
- 膀胱がん
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多くは血尿により、膀胱内視鏡検査や超音波検査によって発見されます。進行すると排尿痛・血尿による尿閉・浮腫(リンパ節転移)・腎不全(水腎症)・貧血・全身の転移をきたします。50歳以上の方で、喫煙者に多く発症します。
手術が必要ですが、病変の深度が浅いものが多く、その場合は内視鏡手術で治療できます。 - 前立腺がん
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初期の症状は前立腺肥大症と殆ど違いがありません。感度の高い腫瘍マーカー(PSA)によって早期発見が期待できます。詳しくはこちら(男性の方ページ)→前立腺がん検査についてはこちら →
- 前立腺肥大
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症状は、尿の回数が多い、残尿感がある、尿が出にくい、尿が間に合わない、尿が漏れるなどです。50才以上の方に多く発症します。
- 過活動膀胱
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尿意切迫感(急に起こる強い尿意で、我慢できない)や、我慢ができず排尿してしまう症状です。原因はさまざまなため、専門的な検査が必要です。
水を触ったり、水の音を聞くだけで尿意が起きることもあり、トイレまで間に合わなく失禁してしまうケースや、就寝中に何度もトイレに起きる夜間頻尿を主訴とする方もいます。日中、排尿の頻度が二時間以内の方は過活動膀胱の可能性があります。 - 神経因性膀胱
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尿を貯めたり、排尿したりするための脳・脊髄・自律神経・末梢神経などの神経機能がうまく働かなくなった状態です。おしっこが出づらい・もれる・尿の感覚がないなどの症状が現れます。原因として、さまざまな脳や神経の障害があるため、適切な検査と治療が必要となります。
尿路感染症
細菌による感染が主な原因です。部位により症状が異なりますが、一般的に尿が混濁し、重症化すると血尿が出ます。尿を検査し、感染の有無を確認後に抗生剤による治療を行います。
- 膀胱炎
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女性に多く、尿が濁る(混濁)とともに尿の回数が多くなり、排尿時に痛みや残尿感が生じます。多くは細菌感染で起こりますがストレスに起因するものもあります。女性の膀胱炎についてはこちら→
- 腎盂腎炎
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腎臓まで細菌が到達することにより発生し、膀胱炎と同じような症状とともに、発熱や背中・腰の痛みやだるさが生じます。治療は抗生剤になります。症状がひどい場合は入院での点滴治療が必要になる場合もあります。
- 尿道炎
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尿道の痛み・発赤・膿の排出・時に発熱があります。男性では、排尿時痛とともに尿道口より膿が出ます。クラミジアや淋菌が代表的な原因で、その多くは性行為による性感染症です。飲み薬や注射で治療します。STI/STD検査についてはこちら →
- 前立腺炎
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細菌の感染によるものと、細菌の感染が明らかではない慢性のものとに分けられます。慢性の場合、排尿痛・残尿感・下腹部の違和感などの症状があり、細菌による急性の場合は、高熱を伴います。詳しくはこちら(男性の方ページ)→
尿路結石症
尿に含まれるカルシウムなどの成分が結晶化し、数㎜~数㎝の石となって尿の通り道に沈着したり、引っかかったりしたものです。超音波を用いた診断のうえ、尿と一緒に出す(排石)ための治療を行います。
主な泌尿器の検査
当院で行う、各種検査をご紹介します
- 尿検査
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尿にはさまざまな情報が含まれており、泌尿器科では重要な検査の一つです。
検査機器についてはこちら→
当院では、先進の分析装置を用い、その場で血球類・細胞類・結晶類・寄生虫類等の成分量を解析します。 - 尿流量測定
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排尿障害は膀胱の排尿筋の収縮力の低下や前立腺を含めた尿道抵抗の増大で生じます。そのため、一回あたりの尿量、排尿時間、尿の勢いなどを測定することで、排尿の全体的な機能を調べます。トイレ一体型の装置によって、いつものように用を足すだけで尿量や尿流率を測定します。
検査機器についてはこちら→ - 超音波検査
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超音波を照射し、反射した超音波(エコー)を画像データとして受信します。
検査機器についてはこちら→
身体に害がなく、痛みもなく検査ができます。腎、膀胱、前立腺、精巣の観察・診断のみではなく、残尿測定などの検査・処置・治療にも用いられます。 - 膀胱内視鏡検査
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尿道口から内視鏡を挿入して、尿道、前立腺、膀胱を直接観察することにより、前立腺肥大、膀胱がんや膀胱結石の有無、排尿障害に伴う膀胱の変形などを調べる検査です。
検査について詳しくはこちら→ 検査機器についてはこちら→
当院では、痛みが少ない軟性内視鏡を用いて、患者さんの心身に負担の少ない検査を目指しています。